アトリエの小さな庭より
早春、黄色い花のアカシア(ミモザ)が咲き出します。そしてピンク色のアーモンドの花が咲き、実が膨らんできます。初夏になるとオリーブや、ゲッケイジュの樹も小さな蕾をつけてきます。リンゴや桑の樹は新芽が出てブドウの樹も枝を広げます。
夏になるとザクロやイチジクの実が熟します。秋はオリーブの実が色づき変化していく様子を楽しみます。冬の寒さの中ではスイセンの優しい香りが漂ってきます。
また小鳥たちや蝶もやってきます。鶯のこどもはさえずりの練習をしているのが可愛く、ヒヨドリも赤い実を遠くから見つけてやって来ます。
小鳥は実をついばむだけでなく害虫となる小さな昆虫や幼虫も捕獲してくれるので薬剤の使用を控えることが出来ます。このように庭では木や草花に種や実がなり、そこに生き物が暮らし自然の生態系のバランスを保っています。小鳥が実を食べた後、糞と一緒に落とされた種から色々な植物が芽を出すこともあります。小鳥たちからの贈り物です。
蝶の好きな柑橘系のユズ、スダチ、レモン、ミカンなどにはアゲハチョウが来て可愛いはらぺこあおむしたちが育っていきます。モンシロチョウはハーブの間を飛び回って蜜を吸っています。