四季おりおり

自然のうつりかわりを五感で楽しむ。

四季おりおり

「暮らしを愉しむサロンwith」

KOBE ATELIER NONOHANA の FOUR SEASONS

天地始粛 (てんちはじめてさむし)

四季のしつらい
天地始粛 (てんちはじめてさむし)は、夏の暑さが少しずつ和らぎ、天地に秋...

天地始粛 (てんちはじめてさむし)は、夏の暑さが少しずつ和らぎ、天地に秋の気配が訪れ始める頃を表わします。朝夕の風に涼しさを感じ、空の色や虫の声にも季節の移ろいが感じられるようになります。今年は地球温暖化の影響であちらこちらで大雨や火災があり心配しています。日中は気温が上がり残暑の厳しい日が続きますが、にぎやかだった夏が静かにさり秋はそっと私たちの暮らしに近づいてきます。庭には露草の花が咲いています。

 

鷹乃学習(たか すなわちわざをならう)

四季のしつらい
巣だったばかりの若い鷹が、親鳥から飛び方や狩りの技を学び始める頃のことで...

巣だったばかりの若い鷹が、親鳥から飛び方や狩りの技を学び始める頃のことです。何度も羽ばたきを繰り返しながら、成長する姿は、努力を重ねることの大切さを教えてくれます。夏の空に舞う一羽の姿は、未来への希望ですね。私たちも一歩ずつ積み重ねながら、歩んでいきたいですね。

 

乃東枯 (なつかれくさかるる)

四季のしつらい
乃東(だいとう)とはシソ科の植物です。ウツボグサのことで、草木が生い茂り...

乃東(だいとう)とはシソ科の植物です。ウツボグサのことで、草木が生い茂り緑が深まる夏至の頃に、冬至に芽を出したウツボグサが茶色く枯れていく様子に由来しています。また、この花は、夏枯草(かこそう)と呼ばれ漢方薬として使われているようです。小さな花も次の命へと。一つの終わりは、新しい始まりです。自然の巡りの美しさを教えて貰いました。

 

蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)

四季のしつらい
眠っていた蚕が目覚め、桑の葉を食べ始めます。昔から養蚕は人々の暮らしを支...

眠っていた蚕が目覚め、桑の葉を食べ始めます。昔から養蚕は人々の暮らしを支え、春の大切な営みとして受け継がれてきました。やわらかな桑の葉を静かに食む小さな命に、春のぬくもりと豊かな季節の訪れを感じます。我が家の裏庭の桑の木は、少し改良されマルベリーという実がなりジャムにすると甘酸っぱく爽やかです。

 

虹始見(にじはじめてあらわる)

四季のしつらい
春の雨上がりに虹が見え始める頃を表す七十二候です。冬は雨粒が雪に変わった...

春の雨上がりに虹が見え始める頃を表す七十二候です。冬は雨粒が雪に変わったり空気が乾燥したりするため出にくいそうです。空に淡くかかる虹は、冬から春へ移りゆく季節のやさしい贈りもののようです。まだ少し控えめな春の日差しの中で、ふと現れる虹。光のプリズム(赤、橙、黄、緑、青,藍、紫)に、心まで明るくなるようなひとときを感じます。今年は例年になく2月に暖かい日があり少し季節の趣きが変わってきているかもしれませんね。

 

 

 

蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)

四季のしつらい
啓蟄(けいちつ)の初候で、冬ごもりしていた虫や蛙、蛇などが春の陽気を感じ...

啓蟄(けいちつ)の初候で、冬ごもりしていた虫や蛙、蛇などが春の陽気を感じて土

の中から地上に這い出て来ることを表します。暖かな春の訪れを伝える言葉です。

虫という字は元々、ヘビやマムシをあらわす象形文字から始まっています。そこからトカゲ、カエルなどの爬虫類や両生類、小動物をさすようになったのだそうです。