キク科ツワブキ属。常緑の多年草。初冬に黄色い花を咲かせ、丈は40cmくら...
キク科ツワブキ属。常緑の多年草。初冬に黄色い花を咲かせ、丈は40cmくらいになる。由来は、艶葉蕗(つやはぶき)。葉はつやのある円形の厚手で、晩秋から初冬に開花し、日陰を好みます。食用には3~6月に採取した若い葉を使い、苦みや渋みが強いのでアク抜きをし、煮物やあえもの、天ぷらなどにします。佃煮にしたものはキャラブキとよばれています。薬用には、茎や葉を天日乾燥させて、喉の腫れや切り傷、火傷などに用いてきました。食あたりには、生葉のしぼり汁を50㏄ほど飲むと良いとされています。