ローズマリー

ローズマリーは地中海地方原産でシソ科に属し、和名はマンネロウです。生葉、...

ローズマリーは地中海地方原産でシソ科に属し、和名はマンネロウです。生葉、または乾燥葉を香料、薬として使用し、花も食用になります。水蒸気蒸留法で抽出した精油も、薬として使用されます。学名は「海のしずく」のラテン語で、花の色や形に由来した名前です。ヨーロッパでは、祝典や結婚式、葬儀に用いられたとされています。教会、死者、生者を悪魔から守る神秘的な力を持つといわれています。キリストの生涯を象徴し、聖母マリアとも結びついているようです。花言葉は、「追憶・思い出・記憶・誠実・静かな力強さ」など。成長すると高さ1.8メートルにもなる常緑灌木。暑く乾燥した気候を好みますが、耐寒性も強く冬も元気です。緑の厚い細長い葉は、こすると少しマツに似た香りがし、冬から春にかけて青や紫がかった白い花が咲きます。鑑賞用としても人気があり庭によく植えられます。我が家のローズマリーは2代目。30年前に友人から一枝もらい水につけ根が出てから植木鉢に移しました。1年目は、成長するものの花がつかず、庭に植え替えたところ大きな株になり、二つに分け庭の両端に咲いていました。ある年、外装工事でペンキを塗る為に結構下から枝をバサッと切ると二株とも枯れてしまいました。今度は園芸店で小さな株を購入、5年がかりで随分太い枝になり、今では、チキンやフィシュのグリルには欠かせません。オリーブオイルとの相性もよく香りが良いので大活躍のハーブです。新芽や花はサラダにしたりガラスの瓶に入れオリーブオイルに付け込んだりします。