ルバーブ
ルバーブは,タデ科ダイオウ属のシベリア南部原産。多年草でセロリのような茎を食用とします。ルバーブを初めて知ったのは、信州の友人がアメリカ人宣教師から教えて頂いて作ったというお店のルバーブパイを予約してくれていた時でした。ルバーブは生では、パリっとした食感で強い酸味がありますが、煮てジャムのようにすると甘酸っぱくなります。ルバーブパイの爽やかな美味しさに魅せられて以来、苗を庭に植えジャムを作っています。
春の庭でぐんぐんと高く育ってきたのがフェンネル。せり科の多年草。地中海が原産。古代ギリシャ・ローマ時代から食用、薬用として栽培されてきました。日本ではウイキョウとも呼ばれ、スーッと伸びた細長い茎に糸のように細かくふわふわとした葉が特徴的で、ほんのり甘くすっとした香りがします。夏になると黄色い小さな花が咲きます。利尿作用や発汗作用があり、更年期障害の症状改善にも使われてきたようです。殺菌、消毒作用を持っていることから、免疫力を高めてくれます。冬に体が温まるフェンネル茶に、料理では臭みを消して爽やかな風味づけをする香草野菜として魚料理と相性がよいです。