花たより

    ムラサキシキブ

    紫色のあざやかな実が美しいムラサキシキブ。シソ科ムラサキシキブ属。淡いピ...

    紫色のあざやかな実が美しいムラサキシキブ。シソ科ムラサキシキブ属。淡いピンク紫色の花が6月から7月に咲きます。原産国は日本で毎年、秋の庭を彩ってくれます。葉の色は初秋の緑色から秋の深まりとともに黄色く紅葉していきます。一輪挿しに入れ玄関に飾りました。花言葉は聡明、上品。源氏物語の作者として知られる紫式部から連想されてつけられたようです。

    ブルーサルビア

    サルビアは種類が多く一般に赤い花のイメージがありますが、ハーブのセージも...

    サルビアは種類が多く一般に赤い花のイメージがありますが、ハーブのセージもその仲間です。シソ科のサルビア属で原産の北アメリカでは宿根草ですが、日本では耐寒性がないため一年草として分類されます。我が家は冬になると植木鉢に植え替え軒下に移すので冬越しをします。今年の夏は厳しい暑さでしたが暑さに強い植物なので今も元気に咲いています。開花期間は5月から10月までの半年くらいを楽しみます。

    ブルーベリー

    ツツジ科スノキ属落葉、または半常録性。庭では冬でも葉が残ります。春になる...

    ツツジ科スノキ属落葉、または半常録性。庭では冬でも葉が残ります。春になると白いドウダンツツジに似た釣り鐘状の花が咲き、山ぶどうのような美しい青紫色の実がなります。20年くらい前に信州の朝市でブルーべリーを見つけたくさん買い求めジャムを作った記憶があります。その後、家庭でも栽培できることを知りました。アントシアニンが豊富に含まれており、目に良いと言われサプリメントにも取り入れられています。夏から秋にかけて熟しそのままだと甘ずっぱく、ジャムにするとチーズケーキのソースなどに幅広く活躍します。

    紫陽花

    紫陽花は、古来より多くの詩歌に歌われる夏の季語です。様々に色が変化する花...

    紫陽花は、古来より多くの詩歌に歌われる夏の季語です。様々に色が変化する花は、梅雨時の風物詩となり葛飾北斎の「あじさいに燕」を思い出します。アジサイ科アジサイ属の落葉低木の一種です。アジサイ(ホンアジサイ)は、日本で原種のガクアジサイから改良されたようです。6月から7月にかけて開花し、青、紫、白、赤などの色がありガクが大きく発達した装飾花を持ちます。土壌pHによって花の色が変わり、酸性なら青系、アルカリ性なら赤系の花が咲いています。庭のホンアジサイは、赤系でしたがどんどん株が大きくなり裏庭に植え替えました。その後に頂いた青系のガクアジサイが毎年涼やかに雨の中で咲いています。

    ローズゼラニウム

    ローズゼラニウムは、ハーブの種類で花はピンク系の濃淡、名前のごとくバラの...

    ローズゼラニウムは、ハーブの種類で花はピンク系の濃淡、名前のごとくバラのような香りがします。フクロソウ科のベラルゴニウム属です。丈は30cmから1メートルくらいまで成長します。寒さには弱いですが暑さには強く今、庭で広がっています。また、虫が嫌いな成分を分泌しているため害虫も近寄りません。水が多いと根腐りするので水やりには気をつけています。

    アネモネ

    庭のイメージにピッタリのブルーのアネモネの球根を昨年植えました。アネモネ...

    庭のイメージにピッタリのブルーのアネモネの球根を昨年植えました。アネモネはミステリアスな美しさが人気の花です。球根の形は、ちょっと変わっていてチューリップやヒヤシンスの球根などはタマネギのような形状をしていますが、アネモネは三角錐のように先が尖った形をしています。早春に葉が出てきて、今次々と花が咲いています。キンポウゲ科のアネモネ(イチリンソウ)属、地中海産の多年草です。大好きなイチリンソウと同属です。アネモネは先が細かく分かれた葉を持ち、その中心から直立して直径10センチ前後の花を咲かせます。アネモネの花びらに見える部分はガクです。色はレッド、ホワイト、ピンク、ブルー、パープルと豊富で、形状も一重だけでなく八重や半八重などがあります。