花たより

    桑の木(マルベリー)

    裏庭の桑の木に実がなり、色づいてきました。最初は白く徐々に赤くなり、熟す...

    裏庭の桑の木に実がなり、色づいてきました。最初は白く徐々に赤くなり、熟すと赤黒くなります。クワ科クワ属、日本原産種のヤマグワの落葉樹は、葉っぱが蚕のエサになることで知られています。果実の収穫では、西洋グワが適しており、メディカルハーブの勉強をしていた時にマルベリーとして出てきました。成分のデオキシノジリマイシンは二糖類分解酵素であるα-グルコシダーゼの働きを阻害して食後の血糖値の上昇を抑制します。また、葉緑素や鉄分、カルシウム、亜鉛などのミネラルを豊富に含み近年ではスーパーフードとして人気が高まっています。たくさんの実が収穫できるので、生のまま酸味と甘さを楽しみ、その後は、朝食用に甘さ控えめのジャムを作ります。

    スズラン

    5月1日はスズランの日。フランスでは大切な人にスズランを贈ります。 すず...

    5月1日はスズランの日。フランスでは大切な人にスズランを贈ります。

    すずのかたちをした花は、「聖母マリアの涙」といわれヨーロッパでは花嫁のブーケとして贈られるようです。

    幸福をもたらす花としてプレゼントされたシャルル9世はたいへん喜び、宮廷のご婦人にも幸せを分けたいと贈るようになったそうです。

    スズランはユリ科スズラン属の多年草で毎年この時期に花が咲きます。花言葉はその可憐さにぴったりな「幸福が訪れる・純潔・繊細」です。

    アーモンド

    裏庭にアーモンドの花が咲いています。アーモンドは、バラ科サクラ属です。別...

    裏庭にアーモンドの花が咲いています。アーモンドは、バラ科サクラ属です。別名アメンドウとも呼ばれています。3月から4月にかけて、葉のない枝に、桜に似た濃い桃色の花をつけます。7月から8月に実が熟します。その実の種の中にアーモンドが入っています。生アーモンドは軽くローストしてサラダに入れたり、焼き菓子にして楽しみます。

    ミモザ

    マメ科ネムノキ亜科アカシア属の樹で、シルバーリーフと呼ばれる銀色がかった...

    マメ科ネムノキ亜科アカシア属の樹で、シルバーリーフと呼ばれる銀色がかったグリーンの葉が特徴的です。ミモザの花言葉は「優雅、友情」だそうです。3月8日は「ミモザの日」、ミモザの花はヨーロッパで愛され、大切な人へ花束にして贈られます。アトリエに春を告げる花としてボンボンのような可憐な黄色い花が咲きます。

    ポインセチア

    中南米が原産のトウダイグサ科の植物です。ポインセチアは「祝福する」「聖夜...

    中南米が原産のトウダイグサ科の植物です。ポインセチアは「祝福する」「聖夜」「幸運を祈る」の花言葉を持ちます。ポインセチアがクリスマスの花とされるようになった主な由来の一つに色があります。クリスマスに使用される赤・緑・白の3色はクリスマスカラーと呼ばれ、葉が赤と緑、樹液が白、花の形がベツレヘムの星を想像させてポインセチアはまさにクリスマスにピッタリの植物です。

    ラベンダー

    シソ科ラヴァンドラ属の植物です。伝統的にハーブとして古代エジプト、ギリシ...

    シソ科ラヴァンドラ属の植物です。伝統的にハーブとして古代エジプト、ギリシャ、ローマ、ヨーロッパなどで薬や調理に利用され、その香りも活用されてきました。アトリエではイングリッシュラベンダーとフレンチラベンダー(ストエカスラベンダー)の品種のものが咲いています。