処暑
四季のしつらい処暑は、8月後半から9月前半にあたる二十四節気の1つです。「処」という字には「止まる」という意味が込められており暑さが終わる頃という意味を持ちます。日中はまだ蒸し暑い日が続きますが、朝夕は涼しい風も吹くようになり、だんだん秋らしくなっていくでしょう。日本には四季があり、その移ろいを感じさせてくれるのが季節を告げる草花たちです。庭の無花果も実が熟してきました。生でも食べますがジャムやドライフルーツにしてパンに入れて焼くとさらに美味しい果物です。
処暑は、8月後半から9月前半にあたる二十四節気の1つです。「処」という字には「止まる」という意味が込められており暑さが終わる頃という意味を持ちます。日中はまだ蒸し暑い日が続きますが、朝夕は涼しい風も吹くようになり、だんだん秋らしくなっていくでしょう。日本には四季があり、その移ろいを感じさせてくれるのが季節を告げる草花たちです。庭の無花果も実が熟してきました。生でも食べますがジャムやドライフルーツにしてパンに入れて焼くとさらに美味しい果物です。
初夏の頃、裏庭の日陰で白く色づいた半夏生の花が咲きます。半夏生は、植物としても知られていますが、暦の上で雑説の1つでもあります。二十四節気、五節句などの他に、日本独自の繊細で移ろいのある季節をより正確に把握するために作られた特別な暦日です。人々は、それを日々の生活の目安にしてきました。ほかにも、八十八夜、入梅、土用などがあります。農業や漁業は、季節や気象に左右されることが多く、雑説により時期や節目を正確に見極める必要があったからです。夏至から数えて11日目となる7月2日頃から七夕(7月7日)までの5日間を示します。農家では田植えや養蚕などを兼業することも多く、半夏生までに田植えを終えるという目安になっていたようです。また地方によっては、この時期に疲労回復効果のあるタコを食べると良いとされているようです。
6月6日は、二十四節気の芒種。稲や麦など穂の出る植物の種を蒔く頃です。稲の穂先にある針のような突起を、芒(のぎ)といいます。この頃から雨雲が増え、いよいよ梅雨入りの季節です。庭の紫陽花も雨に濡れてみずみずしく趣を感じます。最近は、アンティーク風の色合いや種類も増え楽しみです。また、どこからかやってくる可愛いカタツムリにも癒されています。
二十四節気の8番目の小満。立夏と芒種(梅雨入り前の時期)の間の時期です。小満というのは、「万物の成長する気が徐々に強くなり、天地に満ちる」という意味だと言われています。江戸時代に松平頼救が記した暦においても「万物衛満すれば草木枝葉繁る」と記されています。5月半ばは、気候も落ち着いて大変過ごしやすい時期です。作物も生い茂り、新緑の美しい季節です。しかし、その一方で、麦の穂をなぎ倒すような嵐になることもあります。こういった嵐のことを麦嵐といい、この時期に降る雨は、麦雨と呼ばれています。梅雨入り前の陽気な季節ですので、自然の豊かなところへ出かけて万物の成長を感じてみてはいかがでしょうか。
日本でもディズニーランドのイベントになり、クリスマスと並んで知られるようになったイースター。海外のキリスト教圏では、キリストの誕生を祝うクリスマスよりも大事にされているイベントです。イースターとは、十字架にかけられて亡くなったキリストがその3日後に復活されたことを祝う「復活祭」です。宗教的にも意味のある日で、イースターを祝って学校が休みになる国もあるそうです。クリスマスは12月25日と決まっていますが、イースターは日にちが定まっていません。「Spring Equinox Day(春分の日)の後、最初の満月の次の日曜日」になります。今年のイースターは4月17日です。日本でも春になるとデパートの食器売り場などで可愛らしい卵の飾りやウサギの置物を見かけます。イースターエッグは、チョコレートや陶器などで作られたものが多くありますが、本来は卵そのものです。生命のはじまりの象徴であり、殻の中にいる時間を経て殻を割って生まれてくる様子がキリストの復活を表している事からシンボルとなっています。イースターバニーは、ウサギが多産であることから、豊穣や繁栄のシンボルとされていることがもとになっているようです。
昨年5月より新型コロナウイルス感染拡大、緊急事態宣言により延期されていました展示会ですがギャラリー北野坂にて3月24日より29日まで開催することが出来ました。ありがとうございます。桜の季節にたくさんの方々に来て頂き、温かい励ましのお言葉や貴重なご意見を頂きました。新しい作品のイメージも出来、次回の展示会が楽しみです。