乃東枯 (なつかれくさかるる)
四季のしつらい乃東(だいとう)とはシソ科の植物です。ウツボグサのことで、草木が生い茂り緑が深まる夏至の頃に、冬至に芽を出したウツボグサが茶色く枯れていく様子に由来しています。また、この花は、夏枯草(かこそう)と呼ばれ漢方薬として使われているようです。小さな花も次の命へと。一つの終わりは、新しい始まりです。自然の巡りの美しさを教えて貰いました。

乃東(だいとう)とはシソ科の植物です。ウツボグサのことで、草木が生い茂り緑が深まる夏至の頃に、冬至に芽を出したウツボグサが茶色く枯れていく様子に由来しています。また、この花は、夏枯草(かこそう)と呼ばれ漢方薬として使われているようです。小さな花も次の命へと。一つの終わりは、新しい始まりです。自然の巡りの美しさを教えて貰いました。

眠っていた蚕が目覚め、桑の葉を食べ始めます。昔から養蚕は人々の暮らしを支え、春の大切な営みとして受け継がれてきました。やわらかな桑の葉を静かに食む小さな命に、春のぬくもりと豊かな季節の訪れを感じます。我が家の裏庭の桑の木は、少し改良されマルベリーという実がなりジャムにすると甘酸っぱく爽やかです。

春の雨上がりに虹が見え始める頃を表す七十二候です。冬は雨粒が雪に変わったり空気が乾燥したりするため出にくいそうです。空に淡くかかる虹は、冬から春へ移りゆく季節のやさしい贈りもののようです。まだ少し控えめな春の日差しの中で、ふと現れる虹。光のプリズム(赤、橙、黄、緑、青,藍、紫)に、心まで明るくなるようなひとときを感じます。今年は例年になく2月に暖かい日があり少し季節の趣きが変わってきているかもしれませんね。

啓蟄(けいちつ)の初候で、冬ごもりしていた虫や蛙、蛇などが春の陽気を感じて土
の中から地上に這い出て来ることを表します。暖かな春の訪れを伝える言葉です。
虫という字は元々、ヘビやマムシをあらわす象形文字から始まっています。そこからトカゲ、カエルなどの爬虫類や両生類、小動物をさすようになったのだそうです。

黄鶯(こうおう)は中国や東南アジアに生息している高麗鶯のことで、晛睆(けんかん)は、見た目が美しいと言う意味の言葉です。春告鳥として知られるウグイスが鳴き始める頃を表しています。昔の人は季節を告げる最初の一声を何よりも大事にしました。この辺りでは、残念ながらまだ、ウグイスの声が聞けず、家に来たのはヒヨドリでした。

冬の寒さが本格化する小寒。「寒の入り」といわれ、これから更に寒さが厳しくなる頃。身体を温めるショウガやネギ、甘味を増した根菜類の大根、人参、牛蒡。発酵食品の味噌。豚肉や脂ののった寒ブリやタラ等を入れた温かい鍋を囲むのが一番です。来週は3年とらふぐを食べに行く予定です。寒中見舞いや寒稽古もこの時期です。
