奈良の展示会
展示会・セミナー2024年6月28~30日 奈良の学園前のギャラリー空さんにて展示会を開催しました。玄関の紫陽花が彩りを増す雨の中、多くの方々にいらして頂きました。会場にはアジサイやアサガオのタペストリー、ゲッケイジュの額、ムギのテーブルクロスなどを展示しました。バッグコーナーではアトリエオリジナルN styleバッグが大変好評でした。洋服だけでなくお着物にも似合うことは新たな気づきでした。
2024年6月28~30日 奈良の学園前のギャラリー空さんにて展示会を開催しました。玄関の紫陽花が彩りを増す雨の中、多くの方々にいらして頂きました。会場にはアジサイやアサガオのタペストリー、ゲッケイジュの額、ムギのテーブルクロスなどを展示しました。バッグコーナーではアトリエオリジナルN styleバッグが大変好評でした。洋服だけでなくお着物にも似合うことは新たな気づきでした。
旧暦の六月、夏越の祓(なごしのはらえ)があります。茅で作られた輪をくぐって一年の前半を無事に過ごせたことを感謝し、残りの半年も健康に過ごせるようにと願う日本の行事です。室町時代の宮中では夏の暑い時期に、氷室の氷を掘り出しひとかけらを口にし暑気払いをしていましたが、氷が食べられない庶民が、氷のかけらに似せた三角のお菓子(水無月)を食べたのが始まりと言われています。
きらきらと木々の緑が眩しい季節にギャラリー北野坂にて「ミドリ・midori・みどり展」を開催しました。アトリエの庭のオリーブの樹にムクドリの巣立った巣を見つけ、作品にそのまま付けました。六甲山で拾った枝でリーフのオブジェを作りタペストリーにしました。自然からの贈り物が作品となりました。
庭仕事をしながら、ミミズに出会うとうれしくなります。それはミミズは土を耕すことが知られているため、ここは豊かな土壌なのだと思うからです。日本では、自然の鍬と言われてきました。古代ギリシャのアリストテレスはミミズを「大地の腸」と名づけていたとか。進化論で知られるダーウィンも晩年はミミズの研究に捧げ、ミミズがいかに土壌を作るかを長年観察したようです。雨の後など、石畳にでてきます。うっかりしていると、鳥に見つけられて、食べられてしまいます。ミミズは、腐葉土を食べ、窒素やリンを含んだ栄養豊富な糞を排出しています。その糞は、小さな微生物たちの格好の住処となり、さらに分解されて肥沃な土を作ると学生時代の土壌調査の研究で学びました。健康な土には、1グラム中に1億もの微生物がいるといわれています。ミミズが動き回ることによって、土中に酸素がゆきわたり、通気性がもたらされ、ふかふかの土を作ってくれるミミズの働きは、大きいのです。
2024年5月16日(木)~21日(火)午前11時~午後6時(最終日午後4時)
GALLERY北野坂にて
神戸市中央区山本通1-7-17
TEL078-222-5517
上記の期間、染色展を開催いたします。どうぞお出かけください。
牡丹は晩春から初夏に向けて咲き、花は20日ほど楽しめます。1つの花が10~20センチと大きく花びらが幾重にも重なり、風に揺れる花は非常に美しい佇まいを観せます。牡丹と芍薬は似ていますが、花の咲く時期は牡丹が4月半ばから5月初旬頃、芍薬は初夏。そして葉の形状は、牡丹の葉は艶がなく葉先は大きく広がりギザギザしており、芍薬の葉は全体に丸く艶があるなどの違いがあります。牡丹は、花びらがひらひらと散り、芍薬は椿のように花ごと落ちます。花の香りは、牡丹はほんのりと、芍薬は優しい香りがします。(須磨離宮公園にて牡丹の花を写生中)