綿柎開
四季のしつらい秋の七十二候の1つに綿柎開(わたのはなしらべひらく)があります。柎は、普段使わない漢字です。綿の植物として名前は、ワタでこれを紡いで出来たものが綿布になります。昔、丹波篠山の道具屋さんで、糸車を見つけ綿を引っ張りながら紡ぎ、糸にしました。その糸をクチナシで黄色に染めて織機で織ったことがあります。昔の人は、このようにして栽培したワタを糸にして衣服を作っていたのですから大変なことだったでしょう。ワタの黄色の花は、咲き終わると子房が膨らみ緑の実を結ぶのですが、この実が開くと、真っ白な綿花コットンが見られます。まさにこの時期の特徴を表した季節名です。