「暮らしを愉しむサロンwith」

KOBE ATELIER NONOHANA の FOUR SEASONS

雷乃発声(かみなりすなわちこえはっす)

四季のしつらい
遠くの空で雷が鳴りだす頃。春の雷のほとんどが寒冷前線の通過によって起こり...

遠くの空で雷が鳴りだす頃。春の雷のほとんどが寒冷前線の通過によって起こります。テレビの報道を見ながら驚きますが、雪やひょうが降ることもあります。ようやく暖かくなってきたと思っていたのに、まだまだお天気は定まりませんね。この時期を過ぎれば春爛漫といった穏やかな日々が訪れます。雷の語源は、神鳴りで鬼の姿で背中に太鼓を背負い、それを打ち鳴らす雷神の絵を目にします。雷が多くなる春から夏はちょうど稲が育つ時期で、雷も稲の生長に影響するそうです。季節が少しずつ前へとすすんでいる時期です。

春の訪れ展

展示会・セミナー
2024年3月4日~9日 陽ざしが春らしく明るくなりアトリエのミモザも咲...

2024年3月4日~9日 陽ざしが春らしく明るくなりアトリエのミモザも咲き出しています。「春の訪れ」展を開催いたしました。イースターを前に黄色いテーブルクロスを敷きウサギやタマゴのオブジェを飾りました。自然からの贈り物の草木染ショールは少し肌寒い日々に人気でした。

雨水

四季のしつらい
雨水とは、雪が雨へと変わり厳しい寒さが和らぎ暖かな季節に移り変わっていく...

雨水とは、雪が雨へと変わり厳しい寒さが和らぎ暖かな季節に移り変わっていく頃の季節のことです。凍っていた大地が目覚め、草木が芽生える大好きな時です。暖かい日と寒い日を繰り返しながら冬から春へと季節が進んでいきます。木々の枝の小さな蕾をあちらこちらに見つけ嬉しくなります。

大寒

四季のしつらい
大寒は二十四節気の1つで、1年で一番寒さが厳しくなる頃。その年の最低気温...

大寒は二十四節気の1つで、1年で一番寒さが厳しくなる頃。その年の最低気温を記録することもあります。大寒の最終日は「節分」です。徐々に冷え込みが厳しくなる秋の「寒露・霜降」を経て立冬が冬の始まり、「小雪・大雪」を経て寒さが増していきます。寒の入りと呼ばれる「小寒」に我が家ですることの1つに味噌作りがあります。真冬ならではの雑菌が繁殖しにくく腐らない「寒の水」がよいとされています。祖母から母へ、母から私へと伝えられてきました。

 

熊蟄穴(くまあなにこもる)

四季のしつらい
本来「くまあなにこもる」とは、巣穴に入って冬眠する時期という意味ですが、...

本来「くまあなにこもる」とは、巣穴に入って冬眠する時期という意味ですが、今年は例年になく秋になっても暖かく、北海道を始め各地で、民家にまで熊が出没しているニュースを多く聞きます。冬眠というのはずっと眠っているようなイメージですが熊の冬眠はずっと寝ているわけではなく、眠りは浅く出産や子育てのため冬眠中も起きることがあるようです。人も冬眠はしないものの冬は家にこもりがちになります。庭の植物も葉っぱを落とし、幹や枝だけになって眠っているようです。みんな春を待ちわびているのでしょう。春に思いを馳せながら過ごしています。(写真はアトリエの冬のブルーベリーの木です。)

「クリスマスの贈り物」展

展示会・セミナー
2023年11月27日~12月2日 すっかり冬らしくなり空気が澄んできた...

2023年11月27日~12月2日 すっかり冬らしくなり空気が澄んできた中、「クリスマスの贈り物」展を開催しました。クリスマスをモチーフにしたテーブルセンターやポインセチアをあしらったランチョンマット、お正月に向けた漆塗り盆やキッチングッズなどをお求め頂きました。ハーブティー&クッキーで和やかなティータイムのひとときをご一緒しました。