雨水
四季のしつらい雨水とは、雪が雨へと変わり厳しい寒さが和らぎ暖かな季節に移り変わっていく頃の季節のことです。凍っていた大地が目覚め、草木が芽生える大好きな時です。暖かい日と寒い日を繰り返しながら冬から春へと季節が進んでいきます。木々の枝の小さな蕾をあちらこちらに見つけ嬉しくなります。
雨水とは、雪が雨へと変わり厳しい寒さが和らぎ暖かな季節に移り変わっていく頃の季節のことです。凍っていた大地が目覚め、草木が芽生える大好きな時です。暖かい日と寒い日を繰り返しながら冬から春へと季節が進んでいきます。木々の枝の小さな蕾をあちらこちらに見つけ嬉しくなります。
お正月が終わり、大学センター試験の頃には、なぜかいつも雪が降るように思います。2月に入ってもまだまだ冬真っ盛りでとても春の訪れなんて感じられないのですが、暦の上では「春の始まり」です。庭では、秋に植えたムスカリ、クロッカス、ヒヤシンス、フリージア、チューリップなどの球根たちが、可愛い芽を出しています。また、ユキヤナギやクワの木から小さな新芽が出ています。自然界では、着実に春の気配を感じ少しエネルギーを貰った気がします。うぐいす餅を頂きながら外を見ると梅の花が咲いていて良い香りが漂ってきます。
節分とは、漢字の通り季節の節目である立春、立夏、立秋、立冬の前日のことを言います。旧暦では、春から1年が始まるとされていたので、立春の前日である春の節分が大切とされ、今では、春の節分が節分と言う認識が広まりました。節分といえば、2月3日のイメージが強いですが、昨年2021年は124年ぶりに2月2日が節分となり話題になりました。二十四節気は、太陽と地球の位置関係で決まりますから、少しずつずれていきます。 節分と言えば豆まきを思い浮かべますね。最も一般的と言える鬼払いは、中国の風習を由来とするもので平安時代の追儺(ついな)、とよばれ(大晦日に行われた)宮中行事とされました。豆は「穀物には生命力と災害を取り除く力がある」とされ、語呂合わせで、豆と魔目(まめ)、鬼に豆を投げつけて鬼を滅する「魔滅」に通じ一年の健康を願ったようです。豆を自分の歳の数だけ食べると丈夫で風邪をひかないという習わしがあります。平安時代からはイワシを食べたり、柊の枝に刺したりして玄関に飾り鬼が家の中に入って来るのを防ぐと言う習わしのあるところもあるようです。また近年では由来は定かではありませんが、恵方巻と名付けられた巻き寿司を食べるようにもなりました。