雷乃発声(かみなりすなわちこえはっす)
四季のしつらい遠くの空で雷が鳴りだす頃。春の雷のほとんどが寒冷前線の通過によって起こります。テレビの報道を見ながら驚きますが、雪やひょうが降ることもあります。ようやく暖かくなってきたと思っていたのに、まだまだお天気は定まりませんね。この時期を過ぎれば春爛漫といった穏やかな日々が訪れます。雷の語源は、神鳴りで鬼の姿で背中に太鼓を背負い、それを打ち鳴らす雷神の絵を目にします。雷が多くなる春から夏はちょうど稲が育つ時期で、雷も稲の生長に影響するそうです。季節が少しずつ前へとすすんでいる時期です。