端午の節句・立夏
四季のしつらい端午の節句 古来、宮廷行事とされていた端午の節日。武士の間で尚武(武をたっとぶ)から薬草の菖蒲と尚武をかけて祝うようになったようです。この風習は武士だけでなく一般の人々にも広がり男の子の祝いになりました。玄関に幡や吹き流しを立てていたものが兜や人形を飾るようになり江戸時代中期には、鯉のぼりが飾られるようになりました。また、夜には疲労回復、血行促進に良い、匂い菖蒲(サトイモ科)を湯舟に入れます。こどもたちが小さい頃は、柏の葉の代わりに手に入り易いサンキライの葉を取りに行き、柏餅を作りました。
立夏 夏の始まりです。暑くなりそうです。いよいよ、農業の最盛期です。ミミズも地中から出てきて水田にはカエルたちが鳴き始めます。筍がおいしい季節。香りのよい山椒の葉を裏庭からもぎ、すり鉢ですって作る木の芽あえが大人になった息子たちも大好きです。